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まなびのデザインからのメッセージ

国家試験ちゃんねるのコアメンバーであります 民谷健太郎先生 “Facebookページ” の 『 まなびのデザイン 』 からメッセージです。

今後、国試問題を題材にしたメールマガジンを配信していく予定なので、興味のある方は
infoアットマークmanabino-design.com
までメールしてください。

まなびのデザイン トップページ
http://manabino-design.com/kokushi109/



解説問題 109A4  A5   A7   A16   A20   A32

109A4
a 気管支喘息

発作時
①短時間作用型 β刺激薬 吸入
②ステロイド「点滴静注」
③その他 テオフィリン点滴静注 or 抗コリン吸入
④それでもダメなときはアドレナリン筋注
⑤最終手段は気管挿管

慢性期の予防目的
①ステロイド「吸入」
②長時間作用型β刺激薬 吸入 ①・②の合剤がある
③その他

b 肺高血圧症

肺高血圧症の治療薬
・プロスタグランジンI2
・エンドセリン受容体拮抗薬
・ホスホジエステラーゼ-5阻害薬
 →いずれも血管拡張作用あり

参考:肺高血圧ガイドライン 2012
http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2012_nakanishi_d.pdf


c マイコプラズマ肺炎

マイコプラズマは、クラミジア・レジオネラと同じ括りで
非定型肺炎のグループに属している。
通常の抗菌薬は奏功せず、
・マクロライド系
・ニューキノロン系
・テトラサイクリン系 が有効である。

参考:市中肺炎ガイドライン 2007 ※Webでは入手不可
http://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=1&ved=0CB0QFjAA&url=http%3A%2F%2Fousar.lib.okayama-u.ac.jp%2Ffile%2F48141%2F124_75.pdf&ei=9hjWVODGEY7q8AW_0YHYAw&usg=AFQjCNFRLTYskQiztic2ckJdiVdWwyo9iQ&sig2=-gMjIkgoaoWxmXZnk8t92g&bvm=bv.85464276,d.dGc

d ニューモシスチス肺炎
治療薬はST合剤

e ABPA
治療薬はステロイド



109A5

心臓移植の適応
除外条件の中に薬物依存症が含まれている

参考 日本循環器病学会 心臓移植委員会ホームページ
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002o6g6-att/2r9852000002o6lz.pdf


A07
びまん性大細胞型B細胞リンパ腫の予後因子

参考
造血器腫瘍診療ガイドライン
http://www.jshem.or.jp/gui-hemali/2_5.html

国際予後因子
1 年齢
2 病期
3 日常の活動性(Performance Status)
4 リンパ節以外の病変の数
5 LDH


A16

症状なし・正常洞調律・左室収縮不全・慢性心不全患者
→ 利尿薬、ACE-i、ARB、β遮断薬が有効


参考文献

慢性心不全 ガイドライン 2010年改訂版
http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2010_matsuzaki_h.pdf


A20

# 多飲・多尿
  → 糖尿病 尿崩症を考える。

低張性 or 高張性脱水 を判断するために血清Naの値(血漿浸透圧)
低張性ならば心因性多飲、高調性なら腎性or中枢性尿崩症。
ADH分泌の目安の一つとして尿比重(できれば尿中Na,Kが欲しい)
そして腎性尿崩症の原因となる、高Ca血症・低K血症のチェック
他に採血項目で入れるべきは、血糖値とHbA1cあたり。

次にすべきは、頭部MRI 
T1強調画像で下垂体後葉の高信号の消失があれば中枢性尿崩症。

その次が負荷試験という順序。

心筋梗塞後の左室機能低下例に対するβ遮断薬の効果(CAPRICORN試験)
http://www.thelancet.com/pdfs/journals/lancet/PIIS0140-6736(00)04560-8.pdf


A32
徐脈 (完全房室ブロック)による全身倦怠感・めまい

房室ブロックの原因としては
・50% 心筋の変性疾患 (心サルコイドーシスやアミロイドーシス)
・40% 虚血性心疾患
・残り 薬物、迷走神経緊張亢進、心臓の器質異常(弁膜症、先天性心疾患)など

虚血のエピソードは考えにくく、
心房細動の内服治療中(抗凝固、Rate Control and/or Rhythm Control)なので
カルシウム拮抗薬やβ遮断薬を内服している可能性がある。

関連する類題: 107E58,59,60
ふらつき主訴の79歳男性が、施設に入ることで内服アドヒアランスが改善し、
徐脈になってしまったという実臨床に沿った出題。
心電図所見で「洞性徐脈」が正解となる問題がE58、
原因として「β遮断薬」を選択させるのがE59、
そして「アドヒアランスの改善」が原因であることを指摘させるのがE60



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文責) 株式会社まなびのデザイン 代表 民谷健太郎
本コンテンツの改変及び転載は固く禁じます。
























  

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109B17
109A13
109F14
109F21
109E19
まなびのデザイン


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